2月25日、小樽商科大学札幌サテライトにて
「さっぽろ観光情報学研究会」を開催しました。
今回のテーマは「インフラツーリズム」。
橋やダムといった社会インフラを、
単なる構造物としてではなく、観光資源として再評価する。
そしてそれを、どのように地域の体験価値へとつなげていくのか。
実務と地域実践の両面から考える研究会となりました。
ゼミ1期生が登壇
最初の講演は、
「多目的ダムにおけるインフラツーリズムの役割」
日本工営株式会社 中央研究所 先端研究センター
箱石健太さん(オンライン)
彼は、私のゼミ1期生です。
実務の第一線でダムに関わる立場から、
治水・利水といった本来機能に加えて、
インフラが観光・教育資源になり得る可能性を整理してくれました。
しかも、私の出身地である栃木県日光市のダム事例を扱ってくれ、
地域特性を踏まえた議論を展開してくれたことは、個人的にも感慨深いものでした。
卒業生が専門家として堂々と話している姿を見るのは、
やはりうれしいものです。
小樽発・サウナの新風
続いてのご講演は、
「小樽発・サウナの新風〈ハーバルアウフグース〉」
株式会社Otaruarch
代表 橋本喜生子さん
小樽という観光地が抱える「日帰り型観光」という課題に対して、
サウナを「時間を使う観光装置」として位置づけるアプローチは、とても示唆的でした。
朝里川温泉の水、森林資源、道産ハーブ――
地域のインフラや自然資源を体験へと再編集する発想。
「香りまで、小樽で育てる」という言葉がとても印象的でした。
正直に言えば、私はそれほどサウナに通うタイプではありません。
ですが、今回のお話を聞いて、朝里川温泉のサウナをぜひ体験してみたいと思いました。
研究者としても、一人の生活者としても、
興味を動かされる講演でした。
さっぽろ観光情報学研究会
https://sites.google.com/view/sti-sapporo/index/2025